クリニック・医院の先生方へ
現在、当科へは大変たくさんのご紹介を頂いております。2024年度から初診枠を増やして対応しておりますが、2024年8月現在初診は8-9週待ちです。恐れ入りますが、専門医が診療しているクリニック(専門クリニック)を含め他の医療機関へのご紹介もご検討ください(さいたま市のリウマチ病診連携ネットワークや、当院との連携医療機関をご参照ください)。下記のような方を含め、全身状態などからクリニックで診療可能と思われる方はまずクリニックへのご紹介もご検討ください。
・口腔・眼の乾燥症状が主症状でシェーグレン症候群が疑われる方の一次評価
・リウマトイド因子・SS-A・抗核抗体陽性など検査値の異常が主体の方
*抗核抗体は健常者に非常に陽性者が多い検査です。160倍であっても、20人に1人程度認められます。詳しくはこちらをご参照ください。
→ 陽性であることの、単独での病的意義はありません。
→ 抗核抗体関連疾患(SLE・強皮症・混合性結合組織病・筋炎・シェーグレン症候群)のいずれかを疑う場合でなければ、ほぼ意義はありません。
一方で、急ぎ診療が必要な方への対応が数週間遅れてしまう場合もございます。早めの受診が望ましいとご判断された場合は、お手数ですが当院の連携室までご一報をお願い申し上げます。
大学病院・基幹病院の先生方へ
埼玉県ではリウマチ専門医が常勤で診療している病院は非常に限られております。当院では御病状が安定している方は近隣の医療機関へ逆紹介をさせて頂いております。安定している状態でご紹介頂いた場合は、速やかに逆紹介先を探させて頂きます。
ご紹介頂く際にはあらかじめ患者様にご説明頂けましたら幸いです。できましたら、連携しているクリニックへのご紹介もご検討ください。
何卒よろしくお願い申し上げます。